やるだけやったら出たとこ勝負

言い訳の出ないところまでやってやりたい、と思う意識そこそこ系会社員の記録。

退職エントリ

2月も終わり、あと数日で転職先での生活が始まるので、退職エントリを書いておきます。

現職の経歴

某業種のIT系企業に2013年度新卒入社し、入社~3年3か月間は財務・経理職、その後異動し2年と少し情報システム課で社内SEをやっていました。
休職期間を除くと5年9か月在籍していたことになります。

休職編

休職&転職活動に至った経緯

  • そのつもりはなかったのだけど、現職を休職中で、そのまま退職して転職先に行きます。
    1. 希死念慮と、趣味に対する意欲がゴリゴリに落ちて、また仕事のできない自分は無価値だと自分自身に言い聞かせ続けてきてもうこれはヤベエなと思った2018年10月半ば、心療内科を受診しました。
      SDSという抑うつ状態を測定するテストで70点以上出て即休職を勧められるも「働いていない自分が認められない」と主張し休職せず服薬と自己管理のみで突っ切ろうと心がける。
      ちなみに小学生の時分にASD(アスペルガー症候群)診断済みなのでそれを受診時告げたところ、ADHDも併発してるのかも?ということでテスト受けましたがそれは引っかからなかったです。

      ASDADHDの二次障害でうまくいかず、結果抑うつかなぁって気もしてるんだけどそれはまた別の話。

      ※ちなみに社会人1年目・管理部門で経理の仕事をしていた折も抑うつ状態になり心療内科のお世話になりました。
      当時は、学歴コンプ・一年上の先輩からことあるごとに詰められる・上長はそれを咎めない状態で自信喪失の状態でした。
      仕事中も自分はいてもいなくても同じとやる気を無くし、また過眠状態だったりとかいろいろありました。
      しかし当時の役員にそれが伝わり、役員のお子さんも鬱状態の経験があること、人生は長いのだからと励まされたこと、また直属の上長が適切な負荷の業務上の役目を与えてくれたことが自信回復につながりました。
      経理3年目で少し飽きてきたこと、会社の業績があまり思わしくなくなってきたこともあり転職を考え始めたら情シスに異動になったのですが…

    2. 人事考課面談にて、直属の上長より、
      コンピテンシーが低い、具体的に言うと、
      • できないことをできると言う
      • 業務中眠そうにしている
      • 意欲が感じられない
      などが見受けられるが何があったのかと聞かれましたため、心療内科受診中でその薬の影響かもしれないと答えました。
      その時、上長からは、以下のように言われました。
      • 骨折している人に無理に走れと言わないように、心が折れている人にも配慮が必要。課内でもそのように伝える。
      • 前職でもうつ状態になって1~3か月休んで復帰する人がいたから休職もいいのかも。
      • 上長の家族も服薬の影響で車の運転が危険な状態になったため、薬の影響が出ることは配慮しておく。
      • こういった状態(心療内科に通っている状態)なのは人事に共有し、一度産業医面談を受けたほうが良い
      理解があるもんだなあと思ったのですが、ふたを開けてみればそうでもなかったです。
    3. 11月末に一回目の産業医面談を受け、その時は
      「服薬をきちんとしているので元気に働けていますよ」
      と答えてしまいました。そう、己を過信していたのです。
      産業医面談の結果が管理部長と人事に伝わり、どうも「通常通り働いても問題ない」と解釈されたようでした。
      直属の上長からは、以下のように言われました。
      • 今まで配慮していたけれど他の人と同じように扱う
      • ビジネスは結果がすべて
      正直、そ、そうか…でも頑張らないとな…と困惑したものです。そして、私なりに頑張りました。頑張り方がわからないけれど、求められる結果もわからないけれど、頑張りました。
    4. 抑うつ状態がひどくなり心療内科に駆け込み、またその旨を上司に伝えたところ、2019年12月18日、二度目の産業医面談を受けました。
      産業医面談では、休職と、リワークプログラムを受けたうえでの復職を勧められました。
      2019年12月19日から有休を使って休み、同年12月25日より休職に入りました。
      休職までは、パワハラと思しき言動も多く受け、自分なんていないほうがいいし私みたいなのは情報システム課に不要だと強く思い込んでいました。
    5. 休職当初は、ゆっくり休んで、推奨されたリワークプログラムを受けて復職の準備をしたり、ブログを書いたり本を呼んだり勉強したりのんびり過ごそうかな、とも考えていました。
      しかし、実家暮らし&両親にメンタルの理解がないため、あまり家にいることもできません。
      それに、会社の先行きは業界的に不安定で、次の賞与が出るかもわかりません。復職しても、評価は下げられるでしょうし。
      また、その前から「管理部門に戻りたい、また経理の仕事がしたい」という思いが出てきました。
      だったら転職しようか、と思い付いたのです。
      転職活動すればあまり家に居ずに済むし、家に居て家族に見られても「転職するからそのための有給消化」と言っておけば少しは済みます。
      こうして、転職活動が始まりました。

休職前後の心境と行動の変化

  • 休職前
    とにかく予定を詰め込んでそれをこなすこと、
    人から受ける評価がすべてであること、
    眠れない夜は夜更かししてなんとか稼働していたこと、
    自分がどう思うかとは別にやらないといけないことをこなすこと、
    働いていない自分は無価値であるということ、
    などなど、強迫観念と共に自分を追い込んでいました。休み方も下手だったし…
  • 休職中
    とりあえず寝る、
    よく笑う、
    転職活動について動き続ける、
    他人から受ける評価がすべてならその「他人」を変えるべく自分が動く、
    働いてなくても自分には価値がある
    などなど、前向きになったものです。休み方がうまくなったのが一番の収穫です。

休職期間で得たもの失ったもの

  • 得たもの
    転職先
    上手い休み方
    働いていなくても自分は自分だ!と自分を愛する力
    Twitterでいろんな方に励ましていただきましたが、そのたびわたしは愛されているのだと実感できたので、自己肯定感
  • 失ったもの
    お金(転職活動で交通費はかかったし、休職中はお給料はいらないからね…傷病手当金を今か今かと待つ時間のそわそわ感たるや)
    転職先が決まるまでは精神的な余裕
    これくらいかな。

転職の動機

2018年10月くらいから漠然と、「管理部門に戻って、財務経理で泥臭い仕事がしたい」と思っていました。好きなんですよ、バックオフィス。秘匿性高いし、派手さはないけれど地道にやって評価されていくあの感じ、いかに短時間で効率よく処理するか工夫することなどなど…事務方にはロマンが詰まっています。


エンジニア業は嫌いではなくむしろ好きなのですが、
大きなタスクがたくさんあるのにもかかわらず自分が処理できないこと、
次第にいろんなことが出来なくなっていき、何を言われているかも分からなくなり、処理落ちが激しくなったこと、
タスク整理に異常に時間がかかるようになったこと、
自分の出来の悪さが課の雰囲気を悪くしていること、
Slackや口頭で詰められることなどがしんどすぎて、少なくとも現職は離れよう、と思いました。

あとは会社の業績や社長の方針についてため息をつくようなことが多く、それでもやっていく自分たちに酔うような雰囲気もあったので、今思うと負の結束もあったのでしょう。
抑うつ状態になってまで続けるべき仕事か?
いるべき会社か?
今いる人たちは、一緒にいたい人たちか?
と自分に問うてみたところ、違うよなあという答えが出たので、そういうことなんですよ。

転職の決定打

転職の決定打は、
同僚からSlackに書かれ、かつ口頭でも言われた、

「何度か上司さんから「考え方や行動をどう変えるか教えて欲しい」と言われているにも関わらず、それを全て無視していき、なおかつタスクも漏れているので、私自身ぞう氏さんは変わる気はないんだなと思っています。」


という言葉と、その発言を許容した上長、
そして、上長からの

「まずは休んで気力と体力を回復させて、リワークプログラムで考え方と行動を正してから復帰してください」


という言葉。
リワークプログラム受けたところで人がそう簡単に変わるとは思えないし、私がお荷物である、厄介者であるということを実感したに過ぎず、まあ、こんなもんだよな、となりました。
言われた当初はつらいだけだったけれど、よく考えなくてもパワハラだし、真に受けてやっていく必要あるのか?と思うとやっぱりないよ。

というわけで転職活動をしました。

転職活動

  • 使った媒体
    キャリトレ、マイナビリクルートエージェント、エンエージェント、DODAを主に使用。あとはタイズとか中規模エージェントなどなど…何かしら登録すると中規模や業界特化型のエージェントのDMも来るので適当に対応したり、電話面談受けたり。
  • 面接の数
    二週間で15社くらい受けてた!履歴書も手書きから印刷まで色々。数こなすと慣れるものだし、エンエージェントの模擬面接は結構よかったと思う!
  • 内定まで
    転職先ともう一つ内定いただけたのですが、どちらも面接→結果が出るまでが早かったです。大体一週間ちょいで一次面接→最終面接まで進み、最終面接は即日合格の結果が出ました。ちなみに経理職です。
    どうも、ITの知識がある経理を求めていたようで、フィットしたならまあいいのかなと思います。現時点では新職場楽しみです!

現職を振り返って

 どうにもマネジメント層がしっかりしていないのでパワハラや言いたい放題を野放しにしていたり、統制のとれた組織とは程遠いところがしんどかったな…
メンタルヘルスについての研修とかあってもよかったんじゃないかな。
あと業界が斜陽に突っ込んできてるので、残る人たちには元気でいてほしいなと思います。どうか腐らず前向きに…身体には気を付けて…
でもいろんなことにチャレンジさせてもらえたし、経理も財務も社内SEも経験できたのはよかったです。転職できるくらいのキャリアを積めたのはいいことだよ。

転職先への展望

転職先では経理になるので、まずは経理の感覚を思い出すこと、そしてもともと専門だった会計学の知識を深めること、6割の力でセーブしながら働いていくことを第一にやっていきます。


現職で経理→社内SEに異動して思ったのが、エンジニアはもっと会社の動きを知るべきだし、数字は読めるようになっておいたほうがいいということ、
経理のみならず事務方はITパスポート程度の知識はあったほうがいいし、エンジニア視点で見ると業務改善できるところがたくさんあるな、ということです。
今後は、会計×ITの高度ゆるふわ人材♡として自己研鑽し、上記課題について解消しつつ頑張りすぎずタフにやっていきたいと思います。

やっぱ基本情報くらいの知識はないとなぁ…って思うからそちらも頑張る…うむ。
IT嫌いじゃないし、インフラ勉強会のご縁でつながったエンジニアの方々とは今後ともよろしくお願いしたいし、私は私なりにできることを、自分の持ち場で頑張っていきたいものです。

一寸先は光だし、休職は負けでも逃げでもなかった。
自分のために愛をもって、転職先でもしなやかに軽やかにやっていきたいです!