やるだけやったら出たとこ勝負

言い訳の出ないところまでやってやりたい、と思う意識そこそこ系会社員の記録。

音楽百景

本日2019年4月20日、発表会を終えました。
その様子がこちら。
https://youtu.be/E2Z_RC1zYyw

テクニカルな面は課題が多いものの、音の抜けはとても良くて自分らしい音色、音楽に近づけたのかなぁと思っております。

私は中学一年生のとき(2003年)に吹奏楽部でバリトンサックスに出会い、以来ずっとバリトンサックス一筋で音楽をやっているのですが、その中には様々な風景がありました。
好きな気持ちだけで続けられるものじゃあないと思いつつ、諸々折り合いつけながら立つステージからは多くのことを学びました。

今回は、
・こだわりを捨てること
・量は質を担保すること
・良い師匠と信頼のおけるリペア工房の重要性
ですかね。

こだわりにつきましては、私はバッハが大好きで無伴奏チェロ組曲をゴリゴリと吹いておったのですが、弦の曲を管楽器でやる課題も多く(ブレスとかブレスとか)半ば修行みたいに音楽してた時期がありまして。
多分意地でバッハやってたんだよね、自分で楽譜を作って自分でどうにかしてやらねば!みたいな。
あと人にアレンジ依頼してミュージカル曲やったりもしてた。
そこを、今回は選曲を師匠おすすめに委ねるか〜と気を楽に考えて選べたのは大きな変化です。
今まで「自分で選んだものしか正解がない」と思い込んでいたのが、「コレはコレでありじゃない?」まで変われて、かつ前向きに楽しく練習に取り組み、本番を迎えたのですから。
こだわりを持つことは大切だけれど、人は自らの気付きによってしか変わることができないことも往々にしてあるわけで、その「気付き」を得て「こだわりを持っていた」自分を認知できた、これはとても大きいことなのです。
「こうじゃないといけない」ことなんてなかったんだ、ということで、今後の取り組み方はもっと自由になるかしらね。

量は質を担保すること、については読んで字の如しです。指回らなさすぎてとにかく練習量確保した。それでも本番は緊張に負けたので量足りてなかったけど…転職して色々キツい中まあまあそこは頑張れたのではないかな。自分で褒めておこう。
譜読みなど楽器に向き合わず出来ることもそうだし、楽器に向き合って息を通して分かることもそうだし、とにかく量が要る。
効率よく上達するためには泥臭い過程が必要だと考える派です。正しい方向の泥臭い過程の中には必ず気付きがあるので。
その気付きは、何も指の回り方とかテクニカルな面だけでなく、自分の譜面の読み方の癖とか、音の聴き方とかそういうところ。

で、気づきを得るための偉大なるサポーターとして、良い師匠と信頼のおけるリペア工房なんですよね。
師匠に客観的に癖を見てもらうこと、いいとこもそうでないところもさらけ出していくことはともすると少し怖いのだけど、そこを乗り越えないと上達はないのです。
そしてリペア工房、これはこの発表会直前にお世話になったのですが、自分が見ている前で調整かけてもらえて、吹いて納得する、というのができるところで非常に良かったです。楽器の調整×自分の癖の問題で上手くいってなかった点が解消するのはよいことです。

とまあつらつら書きましたが本番とても楽しかったし今後も精進します。
この写真に映ってるテキストとエチュードがお友達だ。
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センスも音感もおそらくは人より劣るのだけど、だったら量で勝負だよ。
そしてそれは、音楽だけでもなく仕事もね。